こんにちは、最近の寒暖差が21℃→32℃→18℃と、ついていけない老豚ぶたやまです。ここは砂漠か・・!
今回は時事ネタになりますが、以前に記載したBASE(4477)のTOB記事についての続きです。
BASE(4477)TOB価格340円に対し336円で買ってみた!差益狙いの勝算は? 当初の公開買付期間は2026年9月30日までとされていましたが、その後、TOB期間を10月15日まで延長することが発表されました。
今回の期間延長は、BASEの株主だけでなく、336円前後でBASE株を購入し、TOBへの応募を検討している投資家にとっても重要なニュースです。
この記事では、TOB期間延長の背景や考えられる理由、買付率への影響、TOB終了後の株価について考察(というより妄想)します。
ちなみにぶたやまは、「SBI証券で25,000株を336円で購入し、既にTOB申込済」となります。

ぶたやま的には15日延長の資金拘束が痛い・・・
SBI証券とは別に楽天証券でも23,000株ほど所有しており、こちらは当面保有予定です。
(注)本記事は公開情報に基づくぶたやまの妄想であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
BASEのTOB概要と期間延長の内容
まず、今回のTOBの概要を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象会社 | BASE株式会社 |
| 証券コード | 4477 |
| 公開買付者 | SBIホールディングス |
| 公開買付価格 | 340円 |
| 買付予定数の上限 | 23,792,300株 |
| 買付予定数の下限 | なし |
| 当初の終了日 | 2026年9月30日 |
| 変更後の終了日 | 2026年10月15日 |
| 買付目的 | 持分法適用関連会社化 |
| TOB後の上場 | 維持予定 |
今回のTOBで特に重要なのは、買付上限が設定されていることです。
SBIはBASE株の約20%を取得することを目的としており、応募株数が買付上限を超えた場合には、案分比例方式によって買付けが行われます。
つまり、TOBに応募すれば必ず全株を340円で売却できるわけではありません。

そのため、TOB売却用は25,000株で止めました
ちなみに今回の期間延長では、買付価格340円や買付上限株数は変更されていません。
なぜSBIはTOB期間を延長したのか?
今回の期間延長について、最も気になるのは「なぜ当初の期間内に終了させなかったのか」という点です。
考えられそうな理由を妄想します。
応募株数が買付上限に達していない可能性
今回の買付上限は約2,379万株です。
仮にTOBへの応募株数が1,500万株だった場合、買付上限に対する充足率は約63%となります。
| 応募株数 | 買付上限に対する割合 |
|---|---|
| 1,000万株 | 42.0% |
| 1,500万株 | 63.0% |
| 2,000万株 | 84.1% |
| 2,379万株 | 100.0% |
このように応募が上限に達していない場合、公開買付期間を延長して追加応募を促すことは考えられます。
ただし現時点で実際の応募株数が公表されていないので、応募不足が延長理由だったとは断定できません。
応募が上限に近いものの、最終的な見通しが不透明な可能性
応募株数が上限に近づいている場合も、期間延長には意味があります。
例えば、応募株数が2,000万株だった場合、買付上限まで約379万株です。
このような状況であれば、追加の応募によって買付上限に達する可能性があります。

価格を上げなかったので、この可能性が一番高いかなぁと考えています
また、TOBへの応募にはSBI証券への株式移管などの手続きが必要になる場合もあるので、延長期間を設けることはあるかもしれません。
応募が買付上限を超える可能性
一方、すでに応募株数が買付上限を超えている可能性も否定できません・・・が、買付上限を超えているのに延長する理由が見つけられないんですよね。
そのため、ぶたやまはこの可能性は低いと考えています。
買付価格340円を変更しなかったことの意味
今回、SBIはTOB期間を延長しましたが、買付価格340円は維持しています。
応募を促す方法としては、公開買付価格を引き上げるという選択肢もあります。
しかし、SBIは現時点で価格を変更せず、期間を延長する方法を選択しました。
このことから、以下の妄想をしています。
① SBIとしては、340円を超えて買付を頑張る気持ちは無い
② もう少しで買付上限に届きそう
今回は①も②も大いに考えられます。

できれば買付額を上げてほしかった・・・
ただし、今後も価格が変更されないと確定したわけではないので、引き続きウォッチしていきます。
牧氏の保有状況
今回のBASEのTOBを考えるうえで、忘れてはならないのが牧寛之氏の存在です。
牧氏は2025年にBASE株を急速に買い集め、一時20%を超える保有割合となりました。
2026年8月時点でも20%超の保有が確認されています。
そのため、牧氏のような大株主が今回のTOBに応募するかどうかによって、応募総数は大きく変わる可能性があります。
ぶたやま妄想としては、今回の期間延長は「牧氏がTOBに応募していない証左」と捉えています。
実際、TOBに応じたら結構な損失になるため、可能性としては低かったのですが、損切り方面では無さそう・・・というのが分かり、少しホッとしています。

もっともこれだけで判断するのも危険ですけど
TOB終了後のBASE株価は?
今回の期間延長を踏まえると、TOB終了後の株価についても考えておく必要があります。
考えられるシナリオは大きく3つです。
シナリオ① 330円前後まで下落する
TOB終了後に340円という売却機会がなくなり、市場参加者がBASEの企業価値を改めて評価することで、株価が下落するケースです。
特に、340円というTOB価格を意識して購入した短期投資家が売却する場合、需給面で下落圧力が生じる可能性があります。

信用買が多いのも難点・・・
シナリオ② 330~340円程度で推移する
SBIとの資本業務提携による期待感が残り、TOB終了後も一定の株価水準を維持するケースです。
今回のTOBはBASEの完全子会社化を目的としたものではなく、上場維持を前提としています。
そのため、TOB終了後も企業価値に対する市場評価が継続します。
シナリオ③ 340円を上回る
SBIとの提携による成長期待や、BASEの業績改善が評価され、TOB終了後も株価が上昇するケースです。
ただし、提携による具体的な収益効果が明確になるまでは、期待だけで株価が上昇し続けるとは限りません。
ぶたやまの考察
上記を踏まえ、ぶたやまの考察は

ぜんぜんわからない…俺たちは雰囲気で株をやっている
ですよね! 分かっていたらTOBで売却しませんよね。
結局はTOB終了後、以下の推移次第かと考えています。
- 2026年の業績進捗
- SBIとの提携による具体的な事業展開
- TOB後の株主構成
- 牧氏など大株主の動向
- TOB終了後の需給

なんとなく、TOB終了後にダラっと下げて、そのあと戻す感じかなと妄想しています
ところが10月2日に事件発生
・・・とまぁ、2026年10月1日(木)時点で上記の記事を書いていたのですが、10月2日(金)にTOB価格を超える370円まで上がるという謎現象が発生しました。

そんなの分かるかい!(←でも嬉しい)
この状態が10月15日まで続けば、TOBは不成立になりそうですね。

ぶたやまは一旦TOB申し込みをキャンセルしちゃいました
ただし今回の買いあがり理由は分からず、来週値を戻すようであればTOB成立の可能性も残ります。
来週もBASEのチェックは継続しようと思います。
参考資料
SBIホールディングス:BASE株式会社株式に対する公開買付け関連資料
BASE株式会社:適時開示資料
EDINET:大量保有報告書・変更報告書
※本記事はぶたやまの妄想であり、特定の金融商品をお勧めするものではないので、投資判断は自己責任でお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
