前回からの続きとなります。
前回の条件を元に、ぶたやまは場所を確定させたのですが、
レンガの家がないなぁ・・・
しかたがないので、オオカミに怯えつつも、木造で探すことにしたのでした。
とはいえぶたやまは前述の通り、不動産の知識がないため、グーグル先生に教えを請いました。
コストパフォーマンスを求めるなら、築20年以上が良い
これは、木造住宅の税務上の減価償却が築22年超と決まっているからのようです。
ぜんぜん使えるのに、不思議だなぁと。
安全性を求めるなら、1981年以降。特に2000年6月以降がオススメ
時系列に書くと、以下のようです。
① 1981年5月以前 旧耐震
② 1981年6月~2000年5月 新耐震
③ 2000年6月以降 改正新耐震(阪神・淡路大震災を受け)
・③が理想であるものの、②の基準でも問題ない。
・ただし②の場合、バブル崩壊後は、コスト抑制で粗悪な家もある。
(バブル中の物件は良いモノが使われていることが多い)
とのこと。なるほどなぁ・・
住宅性能(省エネ基準)を満たしているか
これはかなりマチマチで、新築でも条件を満たしていない物件もあるレベルなので、考慮しないことにしました。
(必要であれば、リノベーションで対応)
住宅ローン減税は築20年まで(2024年以降は省エネ基準も満たすこと)
これについても、ぶたやまは「現金一括」購入が前提のため、考慮対象外としました。
いままでどのような修繕をしているか、どのような経緯で売却を検討されているかをチェック
ぶたやまは、不動産業者から情報を仕入れて検討することにしました。
グーグル先生ではなく、ぶたやまが個別に検討したことはコチラ
オール電化+太陽光発電を入れたいので、南向きの切妻屋根
ぶたやまが狙っている街区は「プロパンガス」のため、光熱費削減のためにオール電化を想定していました。
またオール電化は太陽光発電の相性が良く、当時は買取価格も高かったので、ペイできるかなと考えました。
(2006年頃のお話です・・・今は買取価格等、状況が異なるかもしれません)
ソーラーパネルを載せるなら、南向きの切妻屋根が良いな・・ということで、個別要件に入れています。
(南側の片流れ屋根が最高なのですが、流石にそんなモダンな中古物件はありませんでした・・)
上記の結果から、ぶたやま家が確定しました!
【住居スペック】
・費用1,450万円(売出価格:6,200万)
・1992年建築(購入当時:築24年)
・土地面積:210㎡
・建物床面積:140 ㎡、5SLDK
・南向き切妻屋根(スレート葺)
・南側道路:5メートル幅、北側道路:遊歩道
【周辺施設】
・小学校:徒歩5分
・スーパー、病院、コインランドリー:徒歩5分
・最寄り駅:徒歩10分
・高速インターチェンジ:車で10分
【通勤】
・ドアツードアで1時間
とても安価に良いお家が買えました!
特に南北が道路なので、となりが隣接していないのがグッドです(家はちょっと大きすぎますが)。
所持金1,650万で無理せず購入する予定が、更に200万下がった理由ですが、以下のとおりです。
住んでいた方が債務不履行で(ローン返済が滞り)、銀行に抵当権が移っていた。
銀行は早く処分したかったが、買い手が見つからず、価格が下がった。
買い手が見つからなかったのは、家が汚かったから
お金が無かったため、外壁塗装や内装にお金が掛けられず、ぶたやまも「この物件は大丈夫かな・・・?」と心配するレベルでした。
ただし、事前チェックで「シロアリ被害が無い」「基礎に問題はない」ことが分かったため、ぶたやま的には
たくさんDYIができる!
と即決したのでした。
しかし、かなり田舎で売出価格が6,200万円というのも驚きです。
諸経費を入れると、更に高額なはず・・・バブル恐るべし。
あの価格でローン金利も今より大幅に高かったので、返済できなくても仕方がないと思いました。
以前に住まわれていた方の恨みを買ってしまうのでは・・と少し心配しましたが、むしろ買い手が見つかり喜んでいただけたのは幸いでした。
次回に続きます。