【青春18きっぷ】中国地方のローカル線を走破してみた(姫新線・芸備線・木次線・呉線)その1

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こんにちは、食欲の秋を実践しているぶたやまです。

2024年冬から制度が変わり使い勝手が悪くなった青春18きっぷ。そろそろ廃止か?と心配しましたが、今冬も無事発売されるとのことで良かったです!

ぶたやまも9月に青春18きっぷで中国地方を巡ったので、今回はそれを記事にしました。

ぶたやま
ぶたやま

鉄オタ感が満載の記事です

新・青春18きっぷについて

既にご存じの方がほとんどと思いますが、青春18きっぷの新旧比較をまとめました。

比較項目旧・青春18きっぷ新・青春18きっぷ
利用方式非連続で5日間
複数名で同時利用可
連続3日間・5日間のみ有効
複数名で同時利用不可
柔軟性日付や人数で自由に使い分け可能期間指定、分割やシェア不可​
使いやすさ乗車日を選んだり、利用がしやすい予定が合わないと利用困難​
自動改札駅員改札のみ自動改札機が利用可能に
金額12,050円(5回分)12,050円(5日連続)
10,000円(3日連続)

ざっくりまとめると、新・青春18きっぷは「以前より圧倒的に使いづらいが、自動改札が通れるのはメリット」となります。

最近はとにかく駅の改札がインバウンド客で混雑しているので、自動改札を通れるのは有り難いですね。

ぶたやま
ぶたやま

改札が通れなくて列車に乗り遅れることもしばしば・・・

その他のメリットを挙げるとすれば、「青春18きっぷの時期の混雑が緩和された」でしょうか。利用客が減った分、明らかに混雑が減った気がします。

ぶたやま
ぶたやま

きっぷの売上は70~80%減少したそうです

とはいえ、社会人だと5日連続で休めるのは稀なので、利用者は「学生か無職の方」に限定されそうです。

ぶたやまは9月からニートなので、新しくなった18きっぷを試してみました!

青春18きっぷで中国地方ローカル線を乗りまくる

5日間用を購入

まずはきっぷを購入。今回は9月3~7日としました。学校も始まっているので、より空いているはず。

きっぷは通常サイズとなり、携帯に便利なカードサイズとなりました。18きっぷで自動改札を通れるのは感動ですね。

旅の目的とスケジュール

今回の旅の目的は、「中国地方のローカル線乗車(以下太字」と「スタンプラリー」です。なるべく同じルートを通らないように設定しました。

・1日目:東京→(中央本線)→名古屋→(東海道本線)→姫路

・2日目:姫路→姫新線→新見→芸備線→備後落合→木次線→宍道→(山陰本線)→新見

・3日目:新見→芸備線→広島→呉線→姫路

・4日目:姫路→(関西本線)→奈良→(近鉄)→鳥羽→(参宮線・関西本線)→名古屋

・5日目:名古屋→(東海道本線)→東京

ぶたやま
ぶたやま

本当は福塩線にも乗りたかったのですが、時間が合わず次回持ち越しです

参加するスタンプラリーは近鉄の「鉄路の名優ラリー」です。

なぜJRのきっぷで近鉄のスタンプラリーをするのかと言うと、5月に伊勢志摩・7月に大阪万博と遊びに行った結果、「ある程度スタンプが揃ってしまった」ので、次回の関西方面遠征で仕上げてしまおうという魂胆です。

ぷうた
ぷうた

4日目に近鉄に乗るのはそのせいなのね

ぶたやま
ぶたやま

マニアの性ですな

1日目:東京~姫路

中央線で西へ

本日の予定は以下の通り。まずは中央本線で西を目指します!

発時刻着時刻路線種別車両
東京5:29八王子6:30中央本線快速E233系
八王子6:35村井10:07中央本線普通211系
村井10:28中津川12:54中央本線普通313系
中津川13:19名古屋14:36中央本線区間快速315系
名古屋15:00大垣15:47東海報本線新快速313系
大垣16:09米原16:44東海報本線普通315系
米原16:47京都17:42東海報本線新快速225系
京都17:59姫路19:37東海報本線新快速225系

当日は平日のため、山梨区間(高尾~甲府)は通学・通勤客でやや混雑。韮崎を抜けたあたりで乗客が減り、ゆっくり座れる状況になりました。211系はクロスシート車両だったので非常に快適!おにぎりを食べながら八ヶ岳を眺めます。

塩尻駅で乗り換える場面ですが、乗り換え時間があるので、せっかくなので村井駅まで遠征。村井駅は松本市のベッドタウン駅の様相で、駅はリニューアルされてワーキングスペース等が完備されていました。タクシーも配車されています。

ここから中津川駅まではJR東海の313系車両で移動。クロスシート車両で窓も大きく、特急並みに快適です!

ただし2両編成のため結構混んでおり、塩尻駅からは立ち客もチラホラ。

中央東線とはうって変わってインバウンドの観光客が多くなり、奈良井、上松、木曽福島、南木曽でそこそこの乗降客がありました。インバウンド客は木曽路へはバスで行くと思っていたので以外。旅慣れた人たちが多い印象です。

中津川からは区間快速に乗ります。車両は最新の315系を使用しており、特急並みの130km/hで快走!揺れも少なく非常に快適ですが、唯一の弱点はロングシート・・・。とはいえ座り心地も良いので疲れません。

ぶたやま
ぶたやま

ロングシートだと、おにぎりを食べるのが難しい・・

各駅停車の旅が良いところは、スマホアプリ「TRAIN TRIP」の進捗が捗ることです。設定されている場所で取得していきます。

忙しく作業をしていると、渓谷が美しい場所から突然の大都会に!中央東線の高尾駅と中央西線の高蔵寺駅は突然風景がガラリと変わるので面白いですね。

ほどなくして名古屋に到着。まずは駅ホームできしめんを食べます。

続いては313系で大垣まで。やはり乗り心地は最高レベル。近郊電車なら、ぶたやまはこの電車が一番好きです。米原まで直通してほしかった・・・

大垣で乗り換えたのは新型の315系。ここまで運用が広がっているとは思いませんでした。

関ヶ原古戦場あたりは東海道本線でも屈指のローカル感があって良いですね。ここはクロスシートで車窓を楽しみたいところでした。

米原からはJR西日本区間となり、電車も225系に変わります。JR東海の313系と甲乙付けがたい素晴らしい車両です。最高時速130km/hの韋駄天走りは乗っていて気分爽快!

弱点があるとすれば、京阪地区の新快速は混雑が激しい点でしょうか。

今回は、京都駅で近鉄のスタンプラリーのため下車しましたが、京都は大混雑ですね。インバウンド客の多さに驚きです。

京都から混雑する新快速に乗り、本日の目的地の姫路へ。

姫路といえば、ぶたやまが好んで食事をする場所があります。

それは、地下街にある「タコピィ」です!ここの「明石焼き風たこ焼き」が大好きで、姫路で降りたらタコピィに通っています。

確か営業終了は20時までなので、滑り込みセーフ!と思いきや・・・

ぶたやま
ぶたやま

タコピィーーーー!

どうも19時30分にラストオーダーだったようで、ぶたやまが到着した19時45分はダメでした・・・これは無念すぎる。

ホテルウイングインターナショナル姫路(KOKO HOTEL 姫路)に宿泊

仕方がないので、トボトボとお宿に。

本日の宿泊は、「ホテルウイングインターナショナル姫路」です。選んだ理由は「ポラリス株主優待券」が利用できるため。

ポラリス社がフィーノホテルズ社を買収したため、ポラリスの株主優待券がホテルウイングインターナショナルでも利用できるようになりました。

ぶたやま
ぶたやま

今後はホテル名を「KOKO HOTELS」に統一するようです

この買収により、ポラリス優待券で利用できるホテルが格段に広がったため、とても便利です!

フロントでは「日向夏の和紅茶」と「八女緑茶」のウェルカムドリンクサービスがありました。ビジネスホテルで「ナイトガウン」の貸出まであるのは素晴らしいサービスですね。

部屋は新しく機能的な作り設計。机が広いのでデスクワークには最適です。Wi-Fiスピードも良好でした。

システムバス・トイレはオーソドックスなビジネスホテル仕様です。

このホテルの面白い点としては、屋上の休憩スペースから姫路城が見えることです。

せっかくなので、近くまで散歩することにします。

流石は世界遺産、威風堂々の佇まいですね! この日はカラフルにライトアップしていました。

次回は2日目を記載しようと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!